主原料の米が国産であるのは当然、おかきの風味付けに使う素材にもこだわり、海塩、100%ジュース、遺伝子組み換えをしていない米油などを日本各地から厳選し、工場併設のお店で紹介されています。創業大正13年の老舗に、転機が訪れたのは2000年頃。3代目の店主が、自分たちの味に“違い”を出さなければと思い、添加物・化学調味料・着色料不使用を決断したのが始まりだったとか。
とはいえ、化学調味料のパンチのある“旨み”に慣れていると、天然素材の風味は物足りなく感じがち。
そこで組み合わせを工夫して試行錯誤、穏やかな素材本来の味が織りなす、化学調味料を上回る“美味しさ”に辿り着いたそうです。天然素材での風味づけは、米の味がダイレクトに出るのでごまかしはききません。もち米の名産地・佐賀県産を中心に玄米のまま仕入れ、温度や湿度を徹底管理して必要な分だけ1週間ごとに精米。精米機も熱で米が劣化しないように、低速でじっくり精米できる機械を探したそうです。
手間もコストもかかる、無添加のおかきづくり。それでも並々ならぬ情熱で、ひたすら本当に美味しいおかきづくりを追求する山田社長。食に対する安心・安全の意識が高まる中、おかきづくりへの熱い想いに共感するファンは、着実に増えています。


